今晩は。冬の寒さになってきましたね。
各地で雪の便りもきこえてきましたね。ここ銚子も頬に当たる風が冷たく、鼻の頭が寒いです。
しかし、空気はピンと澄んでいて、今夜は星がすっごく綺麗です。
先日、東京に住む義父から下仁田ねぎが送られてきました。この時期に、毎年送ってくれるんです。生で食べると物凄く辛いんですが、煮て食べると物凄く甘いんです。昔殿様に献上したとかで、別名殿様ネギとも呼ばれます。
早速お礼の電話。
すると「今回のネギは本物だから。美味いよ。」とのこと。
ん・・・と言うことは、今までのは何?
どうやら最近下仁田ねぎも有名になったので、観光用とか色々あるらしいです。
「今回のねぎは正真正銘群馬県の下仁田で作られたねぎだから。」そこ特に強調されました。
同じように銚子で獲れた魚にも言えることがあります。
特にまぐろ。同じまぐろでも、大きさや、種類、獲れた場所などで全く違います。
それならばどんな、マグロがいいの?ていうことになりますよね。
こればっかりは、残念ながら教えられないところです。
なぜかというと、長年市場に通い、自分の眼で培ったものだからです。
銚子では、生マグロが水揚げされます。
マグロは、本物、ニセモノはありません。
しかし、同じ生マグロでも、味は、ぴんからきりまで色々です。
当店は、主人が自分の眼を信じてマグロを1本買いしてます。
しかし、マグロを解体してから身が悪いこともあります。
そんな時は、本当テンション下がります。
包丁に吸い付くようなモチモチの身質のマグロを買えた時なんかは、すごく嬉しいです。
そしてお客さまに「美味しい」と言ってもらえることが幸せです。